単独株式移転による持株会社体制への移行及び臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ / 沢井製薬株式会社

  • 適時開示情報

沢井製薬株式会社 (東証第一部)が「単独株式移転による持株会社体制への移行及び臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ 」を公表しました(2020/7/28)。

<目的>

①戦略的提携の加速
沢井製薬株式会社は、現行の中期経営計画“M1 TRUST 2021”において、“戦略的提携も視野に入れた
業界内ネットワーク構築”を掲げている。持株会社体制へ移行することにより、M&Aを
含む戦略的提携をよりフレキシブルかつ迅速に実現することが可能と考えている。

②新規事業の早急な育成のための体制構築
ジェネリック医薬品事業に続く柱となる新規事業の育成に当たっては、ジェネリック医薬品
事業会社内で新規事業を育成するよりも、特定事業又は特定部門の利害の影響を受けにく
く、かつ、グループ全体の最適な企業価値向上の観点から経営判断がなされる持株会社体
制の下で育成する方が、より速やかにかつ効率的な育成が可能と考えている。また、
既存のジェネリック事業会社にとっても新規事業を独立した経営主体に委ねることで、当該
事業に専念でき効率的な事業運営が可能であると考えている。

③グループ経営・監督と業務執行の分離
沢井製薬株式会社グループは、経営の意思決定機能と業務執行機能を分離し、意思決定の迅速化・
効率化を図るため、従来から執行役員制度を導入しているが、持株会社体制への移行により、ガバナンス体制の一層の強化と業務執行の迅速化・効率化の両立につながると考えている。

④グループ経営人材の育成
有用な人材については、既存事業や特定部門における経験のみならず持株会社傘下の事業会社で経営経験を積ませることで、次世代のグループ経営人材として早期育成を図ることができ、ひいては沢井製薬株式会社グループの持続的な企業価値向上につながるものと考えている。

<手法>

沢井製薬株式会社は、次の二段階の手順を経て持株会社体制への移行を実施する予定である。

【ステップ1:単独株式移転による持株会社の設立】

2021 年 4 月 1 日を期日として本株式移転により持株会社を設立することで、沢井製薬株式会社は持株会社
の完全子会社となります。

【ステップ2:持株会社設立後の体制】

沢井製薬株式会社の子会社を持株会社の子会社として再編する予定です。なお、具体的な内容及び時期につきましては、決定次第お知らせいたします。

 

<スケジュール>

株式移転計画承認取締役会    2020 年 7 月 28 日
本臨時株主総会基準日の公告日  2020 年 9 月 15 日
本臨時株主総会基準日      2020 年 9 月 30 日
株式移転計画承認本臨時株主総会 2020 年 12 月 21 日 (予定)
当社株式上場廃止日       2021 年 3 月 30 日 (予定)
持株会社設立登記日(効力発生日)2021 年 4 月 1 日 (予定)
持株会社株式上場日       2021 年 4 月 1 日 (予定)
注)本株式移転の手続進行上の必要性その他の事由により日程を変更することがあります。

<リンク>

https://ssl4.eir-parts.net/doc/4555/tdnet/1863451/00.pdf


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