四国化成工業株式会社(東証一部)が、「会社分割による持株会社体制への移行に向けた準備開始及び分割準備会社設立に関するお知らせ」を公表しました(2021/11/16)
<目的>
(1) 事業運営体制の強化
各事業会社に対して大胆に権限移譲することで、意思決定を迅速化するとともに、生産・販売・開発の機能別組織を垂直的に統合し、組織をさらに一体化・緊密化し、一貫性を持った戦略を遂行するため
(2) ガバナンス体制、本社部門の役割再定義
持株会社をグループ経営機能に特化し、事業会社に対するガバナンスや、戦略投資の意思決定、「Challenge 1000」達成に向けた M&A 等の全社経営戦略の推進を担い、企業統治構造のより一層の明確化を図るため。また、本社間接部門をシェアードサービス会社として分社化し、グループ全体の重複業務を省き、最適化するため
(3) 経営人材の育成強化
持続的な経営力強化の観点から、自律性を持った事業会社の運営の中で、将来の経営人材育成を推進するため
<スキーム>
四国化成工業株式会社を吸収分割会社とし、新たに設立する分割準備会社 3 社を吸収分割承継会社とする吸収分割により、四国化成株式会社が上場を維持したまま、持株会社体制に移行する。
その後、化学品事業、建材事業をそれぞれ事業会社として分社化したうえで、間接業務機能をシェアードサービス会社として分社化し、四国化成工業株式会社はグループ戦略機能と事業会社の統括管理機能を担う
<スケジュール>
分割準備会社設立承認取締役会 2021 年 10 月 26 日
準備会社の設立 2022 年 1 月上旬 (予定)
吸収分割契約承認取締役会 2022 年 4 月下旬 (予定)
吸収分割契約締結 2022 年 4 月下旬 (予定)
吸収分割契約承認定時株主総会 2022 年 6 月下旬 (予定)
吸収分割の効力発生日 2023 年 1 月1日 (予定)
<リンク>
https://www.shikoku.co.jp/cms/content/media/p_211026490110/pdf_up_211012053626.pdf