シャープ株式会社(東証一部)が、「シャープ株式会社による堺ディスプレイプロダクト株式会社の完全子会社化に係る株式交換(簡易株式交換)による株式取得契約の締結に関するお知らせ」を公表しました(2022/3/4)
<目的>
1)テレビ事業及び業務用ディスプレイ事業において、当社がグローバルレベルの事業拡大に取り組む上で、コスト構造上大きな割合を占める高品位パネルの安定的且つ優位性のある調達が極めて重要であること。
2)足元のニューノーマルやデジタルトランスフォーメーション、さらには自動車やメタバース等、今後、ディスプレイの需要は益々高まることが期待される中、当社ディスプレイデバイス事業のアプリケーションの拡大や生産能力の向上、さらには将来の競争力強化に繋がること。
3)現在、大型液晶パネル市場において高いシェアを占める中国が米中貿易摩擦の最中にあることから、中国以外にある唯一の第10世代(マザーガラス2,880mm×3,130mm)以上の大型液晶パネル工場であるSDPは、米州市場向けのパネル供給において優位性が期待できること。
上記の背景から、本株式交換がシャープ株式会社の経営効率化に資すると判断したため。
<スキーム>
シャープ株式会社を株式交換完全親会社、SDPを株式交換完全子会社とする株式交換
<スケジュール>
必要となる競争法等の許認可手続の進捗等によるため、確定できないことから、確定次第公表する
<リンク>