大日本コンサルタント株式会社(東証第二部)が「大日本コンサルタント株式会社による株式会社ダイヤコンサルタントの株式取得及び共同持株会社設立(共同株式移転)による経営統合に関するお知らせ 」を公表しました(2021/2/12)。
<目的>
橋梁を中心とした構造物の計画・設計に強い当社と地質・地盤の調査・解析に強いダイヤコンサルタントが得意分野を融合することによって、調査・設計・維持管理に対応できるプロフェッショナル集団が、自然災害の頻発化・激甚化、地球環境問題の深刻化、既設の社会インフラの老朽化にも対応できる総合建設コンサルタントとして、「人と社会と地球の安全・安心に貢献する」、「安全・安心な国土の形成」、「活力や魅力の溢れる地域づくり」のため、高度な技術サービスを提供する企業を目指していくため。
<日程>
(1) 取締役会決議日(大日本コンサルタント株式会社) 2021 年2月 12 日
(2) 株式譲渡契約締結日(大日本コンサルタント株式会社) 2021 年2月 12 日
(3) 株式譲渡実行日 2021 年7月1日(予定)
<手法>
大日本コンサルタント株式会社が本株式取得により三菱マテリアルが保有するダイヤコンサルタントの株式 2,060,000 株を購入する。また、ダイヤコンサルタントが 2,640,000 株を上限として三菱マテリアルを含むダイヤコンサルタントの株主から自己株式の取得(以下「本自己株式取得」という。)を実施したうえで、ダイヤコンサルタントが保有することとなる自己株式の一部(150,000 株)についてダイヤコンサルタント従業員持株会を割当先とする自己株式処分(以下「本自己株式処分」という。)を行い、残りを実務上消却可能な範囲で消却する。そのうえで、大日本コンサルタント株式会社とダイヤコンサルタントは、本株式移転により共同持株会社を設立し経営統合を行う。また、本効力発生日において、当社保有の共同持株会社株式を共同持株会社に現物配当することを予定している。その後、現物配当を通じて共同持株会社が取得する自己株式のうち、本株式移転において当社が保有するダイヤコンサルタントの株式に対して割当て交付された部分に相当するものは、本効力発生日後速やかに消却することを予定している。なお、本株式譲渡契約においては、ダイヤコンサルタントによる三菱マテリアルからの自己株式取得が実行されない場合には、大日本コンサルタント株式会社にて追加で最大 1,770,000 株を株式取得することを規定している。
<リンク>
https://www.ne-con.co.jp/ne-con/wp-content/uploads/2021/02/20210212integration.pdf