業種 | 製造業 |
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売上規模 | 300億 |
売上300億の製造業における持株会社化事例
課題と背景
チームコンサルティングによる支援結果
また支援の結果、出資関係が複雑に絡み合っていたグループ10数社が持株会社1社の100%傘下となり、個人株主が保有する銘柄を1社に集約でき、経営権の承継に道が開かれました。
実施したこと
その上で、不動産保有会社のうち、1社を事業持株会社として株式交換を実施することで、先ずは100%親子関係のあるグループに出資関係を整理しました。
次に、本業に直接関係ない不動産保有会社5社を持株会社に吸収合併しスリム化を図り、併せて本業の事業会社と不動産保有会社間のグループ内債権債務整理を目的として、事業会社からグループ内債権債務の一部を持株会社へ分社化を行いました。
箇条書きで整理すると次の通り。
○持株会社化の目的を明確にするとともに、グループ各社の機能について検討
○持株会社体制の構築に向けて組織再編のスキームを法務、会計、税務、人事労務などの観点から検討実施
○金融機関や取引先、株主である親族への必要に応じて説明。
○株式交換による100%親子関係の構築。
○合併による不動産保有会社の集約。
○会社分割による債権債務の整理。