持株会社を作るメリットってあるの?【採用編】
「持株会社をつくるメリットってあるの?」とよく聞かれます。
一般的によく言われるのは株価対策。
しかし、それだけのために持株会社を作るのは非常にもったいないことです。
持株会社を作った後に、どう運用していくかによりメリットも変わってきます。
そこで、今回は人材採用について考えてみたいと思います。
例えば、持株会社になると会社名も「株式会社ジャパン」が「ジャパンホールディングス株式会社」と変わります。
上場企業によく見られる会社名ですよね。
今、なかなか人材採用が上手くいかないといった「採用難」という経営課題を抱える企業が多いのが現実です。
その課題を克服するために、人材の採用をこの「ジャパンホールディングス株式会社」でまとめてやる。
「株式会社ジャパン」と「ジャパンホールディングス株式会社」だったら、第一印象として求職者にはどっちが魅力的にうつると思いますか?
まずは、第一印象が求職者に魅力的にうつるようなアピールが必要ですよね。もちろん、その後の会社の中身のアピールも必要です。
そして、ホールディングスでグループ全体の採用をまとめて行い、採用後に新入社員の適性やグループ全体の人員の過不足を見た上で配置決定をすることで、人材の流動化も可能になってきます。
持株会社は運用方法次第で、このような使い方、メリットもでてきます。
よく見かけるのが節税対策の視点で持株会社を作って、節税できたから終わりというケースがよく見られます。
せっかく作るのであれば、事業にもプラスになる持株会社がいいですよね。
みらいコンサルティンググループでは、公認会計士や税理士といった専門家のほかに、社会保険労務士といった専門家もいるので、持株会社を作ったあとにこういった「会社に命を吹きこむ」サポートも可能です。
人材採用が難しい今だからこそ、こういった活用もアリだと思いませんか?
(執筆:諏訪)