持株会社を上手く機能させるには

持株会社を上手く機能させるには

 

持株会社制度に移行した後になって、「実際にその持株会社は機能しているのだろうか?」というご相談を受けることがよくあります。

 

グループ経営を推進するために持株会社制度に移行したのに、その効果が「?」というのも何とも不思議な話ですが、持株会社制度に移行する「前」と「後」で変化を実感しにくいことが最大の理由と考えられます。

 

さらに「変化を実感しにくい」理由を考えると


①もともとグループ全体の意思決定を担当していた部署「だけが」持株会社に移ることになったので、実質変化していない
②重要資産の集約が図られたが、他の機能は従来どおりなので「変化が感じられない」
③「グループ経営の推進」という目的ははっきりしているが、その効果を図る「指標がない」ので、変化を感じられない


というようなことが挙げられると思います。

 

これを解消するために、私たちが実際にお手伝いした内容でもあるのですが

①持株会社に「グループ横断的な機能を新たに設ける」

②持株会社に「経営承継チームを設置」して、トレーニングを兼ね、知恵を伝承する

③持株会社に「グループ各社の共同受注目標」「グループ各社の紹介目標」を設定して、目標達成に向けた行動に移す

という「何かの変化を感じられる仕組み」を一緒に導入しておくことをお奨めします。

 

具体的にどのような仕組みだったのか?ご興味のある方は是非私たちまでお問い合わせ下さい。

(執筆:神原)

更新日:2018.9.10   タグ:

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