A社を合併法人、B社を被合併法人とする吸収合併が実施されたとします。
A社とB社はともに株主甲に100%支配されている法人です。
合併契約において、増加資本金は200と定められており、B社の資産は700、負債は200、資本金は100、利益剰余金は400であるとします。
この場合のB社の会計処理ですが、B社は吸収合併により消滅しますので、その合併後の貸借対象表は存在しないこととなります。
【こちらもご覧ください】
合併により存続する会社、消滅する会社がそれぞれ行わなければならない労務関係の手続きとは？
