吸収合併の検討事項はなんでしょうか?
まず、被合併法人の許認可等があります。
被合併法人が許認可を必要とする事業を行っている場合、その許認可が合併法人に引き継げるか、許認可事業に支障がでないかを検討する必要があります。
この取り扱いは許認可ごとにことなりますので、十分な注意が必要です。
次に、被合併法人の保有不動産があります。
合併により、被合併法人の不動産が合併法人へ移転した場合、その不動産の名義を合併法人に変更するために、不動産の所有権移転登記の手続が必要になります。
また、不動産が金融機関等の担保に入っている場合も、変更登記が必要になる可能性があるため、まずは不動産、そして担保の状況を確認する必要があります。
関連するコンテンツ
【こちらもご覧ください】
合併により存続する会社、消滅する会社がそれぞれ行わなければならない労務関係の手続きとは?