吸収合併の検討事項とは?その2


吸収合併の検討事項はなんでしょうか?

まず、被合併法人の許認可等があります。
被合併法人が許認可を必要とする事業を行っている場合、その許認可が合併法人に引き継げるか、許認可事業に支障がでないかを検討する必要があります。

この取り扱いは許認可ごとにことなりますので、十分な注意が必要です。

次に、被合併法人の保有不動産があります。
合併により、被合併法人の不動産が合併法人へ移転した場合、その不動産の名義を合併法人に変更するために、不動産の所有権移転登記の手続が必要になります。

また、不動産が金融機関等の担保に入っている場合も、変更登記が必要になる可能性があるため、まずは不動産、そして担保の状況を確認する必要があります。

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更新日:2019.9.20 ,  タグ: , ,

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